2021 第17回
ヴェネチア・ビエンナーレ
国際建築展
ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡

キュレーターの門脇耕三は、「ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡」をテーマに企画を組み上げた。現代の日本には、耐用年数を過ぎた木造住宅が多く存在する。その一棟を解体し、部材や建具をヴェネチアへ運び、バラバラになったパーツを展示台や映写スクリーン、ベンチの制作に使用するなどして、異なるものへと再生・再構築をはかるというのが展覧会の概要だ。

本展は2020年4月より開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症による影響で、2021年5月に開幕が延期された。日本館の展示チームは、現地での展示のほか、制作状況や考察のプロセスを記録した映像・画像を公式サイトやSNSを通じて公開する。また、日本館展示に使用した資材を廃棄せずに再活用する計画も、本展示とは別途始動している。

©Alberto Strada
©Alberto Strada
©Alberto Strada
©Alberto Strada
©Alberto Strada
©Alberto Strada
日本館展示「ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡」を、構想段階から制作のプロセス、ヴェネチア現地での展示風景までご紹介します。“Co-ownership of Action: Trajectories of Elements” - from the concept stage to the production process and the exhibition scenery in Venezia.

日本館 展示概要

日本館テーマ
ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡
日本館キュレーター
門脇 耕三
テキスト
参加建築家
長坂 常 | 岩瀬 諒子 | 木内 俊克 | 砂山 太一 | 元木 大輔
参加デザイナー
長嶋 りかこ
リサーチャー
青柳 憲昌 | 樋渡 彩
エディター
飯尾 次郎
アドバイザー
太田 佳代子
主催
国際交流基金
特別助成
関連リンク

第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展

総合テーマ
How will we live together?
総合キュレーター
Hashim Sarkis
会期
2021年5月22日~11月21日
関連リンク
すべてのテキストは当時の情報をもとに構成しています。
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