開催中
2022 第59回
ヴェネチア・ビエンナーレ
国際美術展

日本のアート・コレクティブの先駆け的な存在であるダムタイプは、美術 、映像、コンピューター・プログラム、デザイン、音楽、ダンスなど異なる領域で活動する複数のアーティストが集まり、1984年に京都で結成された。プロジェクトごとに様々なメンバーが参加する方式によって、定型をもたず、ヒエラルキーのないフラットな関係で共同制作を行うことを重視している。これまでジェンダー、人種、エイズ、生と死、記憶、情報化社会など多岐にわたるテーマに鋭い批評性をもって切り込み、国内外の美術館や劇場において、パフォーマンスやインスタレーション、映像を用いた舞台作品や展示を繰り広げてきた。今回、坂本龍一を新たにメンバーとして迎え、ビエンナーレのための新作制作に取り組む。

本展では、インターネット/ソーシャル・メディアの進化・発展や、世界的に感染が拡大した新型ウイルスにより大きく変化した、人々のコミュニケーションの方法や世界を知覚する方法について、あるいは「Post Truth」「Liminal Spaces」について思考を巡らし制作したインスタレーションを展示予定。

日本館は2007年以降、指名を受けたキュレータ―が提出する展示プランのコンペティションにより展示内容を決定してきたが、本展では、美術専門家から構成される国際展事業委員会が直接アーティスト選考し、ダムタイプが選出された。

新作のためのコンセプトイメージ ©ダムタイプ 写真:福永一夫+ダムタイプ 写真提供:ダムタイプ
ダムタイプ《TRACE/REACT II》2020年 インスタレーション、10m × 10m × H6m、 「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展、 東京都現代美術館、2019–20年 ©ダムタイプ|写真:福永一夫|写真提供:ダムタイプ
ダムタイプ《2020》2020年 パフォーマンス、ロームシアター京都 ©ダムタイプ|写真:福永一夫|写真提供:ダムタイプ
ダムタイプ《TRACE/REACT II》2020年 インスタレーション、10m × 10m × H6m、 「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展、 東京都現代美術館、2019–20年 ©ダムタイプ|写真:福永一夫|写真提供:ダムタイプ
ダムタイプ《TRACE/REACT II》2020年 インスタレーション、10m × 10m × H6m、 「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展、 東京都現代美術館、2019–20年 ©ダムタイプ|写真:福永一夫|写真提供:ダムタイプ

日本館 展示概要

出品作家
ダムタイプ
プロジェクトメンバー
高谷史郎、坂本龍一、古舘健、濱哲史、白木良、原摩利彦、泊博雅、南琢也、空⾥⾹、高谷桜子 ほか
   
Voices
David Sylvian, Maria Takeuchi, Kahimi Karie, Niki
Field Recordings (originally recorded for the installation "Playback" directed by Ryuichi Sakamoto for the Dumb Type Exhibition at Haus der Kunst Munich in 2022)
Yan Jun (Beijing), Crosby Bolani (Cape Town), Apichatpong Weerasethakul (Chiang Mai), Kali Malone & Stephen O’Malley (La Tour-de-Peilz), Mukul Patel (London), John Warwicker (Melbourne), Martin Hernandez (Mexico City), Giuseppe La Spada (Mount Etna), Damian Lentini (Munich), Alec Fellman (New York), Andri Snær Magnason & Kaśka Paluch (Reykjavik), Jaques Morelenbaum (Rio de Janeiro), Atom Heart (Santiago), Cheng Chou (Taipei), Nima Massali (Tehran), Seigen Ono (Tokyo)
   
主催
国際交流基金

第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展

総合テーマ
The Milk of Dreams
総合キュレーター
Cecilia Alemani
会期
2022年4月23日~11月27日
関連リンク
すべてのテキストは当時の情報をもとに構成しています。
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